当社は、1943年10月に笹塚自動車工業株式会社として誕生し、2023年に会社創立80周年を迎えました。
当初は、その名前の通り自動車車両の修繕・塗装等が中心でしたが、現在では、鉄道車両の整備はもとより、改造やリニューアルに加え、軽消防車の架装工事などその業容を広げてきました。また、電車部品の販売では、使われなくなった車両部品の再生利用なども手掛けているほか、他社で活躍した鉄道車両のリニューアルでは、より省電力化した制御装置に換装するなど、環境負荷低減につながる業務を行っています。
今後も、いろいろな地域を走る鉄道車両の整備や工事、また、ビル賃貸などの不動産事業を通じて、それぞれの地域の皆さまの移動やくらしのお役に立てるよう努めてまいります。
社会的責任を果たしていくために
当社では、2025年4月より、新たに、「京王重機整備 存在意義」、「京王重機整備が大切にする価値観」を制定しました。
お客様や地域の皆さまはじめ、関わりあうすべての方々に対して、私どもが皆様のお役に立つために一番大切だと思うことを存在意義として、そして、そのために、社員ひとり一人が同じように共有し、そしてその道しるべとなるものを、大切にする価値観として、会社創立100周年を迎える2040年代を目指し、皆さまとともに歩んでまいります。
これらを基盤に、お客様に「安全」と「安心」、「品質向上」をご提供してまいりますが、その主役となる社員が働きやすい環境作りにも努めてまいります。
その一つに、社員からの提案をもとに、年次有給休暇とは別に連続5日間の休暇制度である「山ごもり休暇」制度をはじめました。誰もが休めるよう、その人が休む時には、周囲がそれをサポートすることも合わせて定めています。いわゆる「属人的」にならないよう、社員の成長はもとより、企業の持続的発展にも資するものと位置づけ取り組んでまいります。
今後も、京王グループの一員として、京王グループ理念、京王グループ行動規範のもと、「京王重機整備 存在意義」、「京王重機整備が大切にする価値観」に基づき、弊社の社会的責任を果たしてまいります。