Our works

鉄道車両の整備・保守

あたりまえの安心を、今日も届けるために・・・

全国各地の鉄軌道事業者様の車両の定期検査(全般検査・重要部検査)をはじめとして、車体・台車・車輪・駆動装置・モーター・ブレーキ装置などの整備・保守をしています。
 

台車整備

部品レベルまで分解、整備・交換するほか、各部部に亀裂が生じていないか入念に探傷します。

 

主電動機(モーター)整備

かつての直流電動機に代わって、交流電動機の定期検査を年間500~600台実施しています。
 

パンタグラフ整備

部品レベルまで分解、整備・交換後に組み立て、ばね圧力等の測定値に異常がないことを確認します。

 

部品(電気・空制)整備

電気機器や空気ブレーキなど、多彩な機器・装置を、部品レベルまで分解してメンテナンスします。

ゆりかもめ様



電気機器やサービス機器などを整備しています。また整備後、各種試験により機能を確認しています。
 

横浜シーサイドライン様



制御装置・集電装置・ブレーキ装置・車体をはじめとして総合的な検査を実施しています。
継承と進化による技術力の深化
車輪や車軸は電車の走行をまさに支えているため、その整備には高い技術力が求められます。熟練技術者が次の世代へ技術を継承する一方、日々進化する新たな技術も柔軟に採り入れることで、技術力を深化させています。

車輪削正

走行に伴う傷などによる騒音や安全性・乗心地の低下を防ぐため、踏面を削って元の形状に整えます。

 

車輪交換

削正と走行により直径が下限値以下となった車輪はプレス機で車軸から抜き新しい車輪を圧入します。

駆動装置整備

車輪・車軸の駆動部となるギヤケースを分解・整備し、内部のベアリングや歯車の状態を点検します。

 

車輪・車軸の検査

適正に削正・仕上げが行われているか人の目と超音波探傷器で点検します。
最新設備の導入
さらなる安全性と品質の向上を目指して、新しい設備の導入を進めています。例えば車輪を削る車輪旋盤は新型の導入により、削られた踏面の仕上がりが向上したほか、各寸法が自動で測定されます。また異なる軌間に対応可能となったことで、全国の多くの鉄道事業者様の車輪を削正できるようになりました。







新型の車輪旋盤
削正状況を確かな目で把握 削正後の車輪

地球の環境変化を反映させた整備品質の創出

地球温暖化が進展する昨今、冷房装置の使命はこれまでの快適な車内環境の提供に加え、お客様を熱中症から守ることも併せ持つようになりました。当社では冷房試験室を新設、実際の使用環境を模擬的に設定することで、過酷な環境下での運転における各種機能の信頼性を担保しています。

送風機用モーターの整備

冷房装置内の送風機モーターは専用治具で分解し、定期検査毎にベアリング交換します。


 

配管のろう付け

冷房装置内の機器を交換する際は、ガス漏れがないよう、銅配管をろう付け(ガス溶接)で接合します。
 

各種パーツの洗浄

室外機本体の各種パーツの汚れや埃を高圧洗浄することで、本来の能力を発揮できるようにします。
 

各種試験

冷房装置試験室内で実際に使用される環境を模擬的につくり、動作試験・性能試験を実施します。

ページの先頭へ戻る